節税の基本的な考え方

会社が支払う税金で大きなものに法人税法人住民税法人事業税があります。
これらの税金は全て会社の利益に対してかかってくるものなので、節税では会社の利益をいかに小さく圧縮するかを考えることが大切です。
会社の利益は簡単に言うと、売上げ等の収益から経費を差し引いたものです。この利益を圧縮するには、収益をより少なくする、または経費をより多くすることが必要です。
※正確には、税金がかかるのは「利益」を調整計算した「所得」ですが、ここでは「利益」という形で表記していきます。

●収益をより少なくする
販売を抑えて売上を少なくすれば収益は少なくなりますが、これでは会社をやっていけません。また本来上げるべき売上を控除すれば、これは脱税となってしまいます。
ただし、中には合法的に当期の収益を分割して、翌期以降に繰り延べる方法もあります。

●経費をより多くする
経費を多くすることは、分かりやすいと思います。例えば得意先への接待を沢山行えば交際費という費用が増えます。
といっても効果が少ない経費を使ってばかりでは会社の経営は上手くいきません。次のような経費が望ましいといえます。
①購入した固定資産について、特別償却を活用して減価償却費を増やす。
②経費に計上でき、将来の売上に貢献するパソコン等の設備投資を積極的に行う。
③経費に計上できる修繕をまめに行う。
④社長をはじめ親族への給料を増やして経費を増やすとともに、個人のキャッシュも増やす。
⑤不良資産を処分し、損益を計上するとともに会社のキャッシュも増やす。
⑥決算時に債務が確定しているものについて、未払費用を計上する。

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落合孝裕(2007)『「会社の税金」「社長の税金」まだまだあなたは払いすぎ!』フォレスト出版.
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