2018年8月24日 / 最終更新日時 : 2022年6月16日 yokoyama-tax 平成30年度税制改正【個人】 基礎控除を一律10万円引き上げと所得制限の導入 所得税の改正では、①働き方の多様化に対応するため、サラリーマンの税負担を軽くする給与所得控除②誰もが受けられる基礎控除③年金にかかる所得税を軽くする公的年金控除の3つが一体的に見直されます。二つ目のポイントは、基礎控除の一律10万円引き上げと所得制限の導入です。基礎控除が38万円(住民税33万円)から48万円(住民税43万円)に引き上げられるとともに、所得制限が導入され、合計所得金額が2,400万円を超えると控除額が逓減し、2,500万円を超えると適用がなくなります。基礎控除の引き上げ等に伴い、同一生計配偶者や扶養親族の所得要件も38万円から48万円に引き上げられる等の調整が行われます。適用は平成32年分以降の所得税からとなり、住民税は平成33年度分以降からとなります。【改正前】基礎控除金額:一律38万円(住民税33万円)【改正後】合計所得金額2,400万円以下:48万円(住民税43万円)合計所得金額2,400万円超2,450万円以下:32万円(住民税29万円)合計所得金額2,450万円超2,500万円以下:16万円(住民税15万円)合計所得金額2,500万円超:適用なし FacebookXHatenaPocketCopy