折り返し点での業績比較

上半期での終了地点は、期末決算の折り返し点にあたり、着地点に向けて下半期の経営活動を見直す意味でも重要です。半期の実績数値をもとに業績比較を行い、その要員を考えましょう。

先ず損益計算書(P/L)の前年同期、前期と今期の6ヶ月経過時点を比較して、売上げや利益の増減とその要因を掘り下げましょう。
損益計算書上の利益は、貸借対照表(B/S)の資産、負債の増減として表れます。期首の貸借対照表と比較することで、どの勘定科目が増減されているか、その要因を考えましょう。

事業年度の上半期を終えた時点の経営状況をもとに、期末の着地点予測を行うとともに、納税額や資金繰りの見通しを立て、下半期に向けて経営上の問題点や改善点に対して、適切な対策を検討し実行することが必要です。