2019年1月31日 / 最終更新日時 : 2022年6月21日 yokoyama-tax 人件費 決算期に未払分の社員の給料を上手に処理する方法 会社が支給する給料の締め日は、15日締め、20日締めといったように月末以外のことが多いと思います。給料の締め日が月末以外の場合は、締め日後の分を按分して未払費用を計上することが可能です。例えば15日締めで25日払いなら、3月25日に支払う3月分の給料は、2月16日~3月15日の分となります。そして3月16日~31日分は、4月の給料で支払われることになります。3月の決算の会社なら、この3月16日~31日分を決算時に未払費用にして、大きな金額を経費にすることができます。社員に支払う毎月の給料の合計金額が仮に500万円程度であれば、その約半分の250万円程度が経費になるわけです。ただしこの未払費用は、給料について日割りの考え方が適用できる社員のみに適用できます。役員というのは、会社と委任契約の関係で支払う役員報酬には日割りという考え方は相容れません。そのため、未払費用を計上することはできませんのでご注意ください。 【参考】「会社の税金」「社長の税金」まだまだあなたは払いすぎ!落合孝裕(2007)フォレスト出版 FacebookXHatenaPocketCopy