合併により会社規模を拡大し自社株式の評価額を下げる

会社規模は、
①従業員数
②総資産価額(帳簿価額)
③取引金額
で判断します。

従業員を増やすのは、この人手不足の時代にかなかな困難ですし、取引金額を増やすのは会社の大きな目標ですが、これも簡単にはいきません。この2つを増やせないのに資産規模だけ膨らませると、会社の将来の重荷になることもあります。
この3要素を増やす良い方法がグループ会社の合併です。本社以外に関連業務をグループ会社に任せているような会社を経営している場合は、合併することでこの3要素を増やすことができます。
この合併により、従業員数も総資産価額も増加し、取引金額も増加します。会社規模が大会社となれば、株式評価額を下げることができます。