経営者の描くビジョンを計画に落とし込む

経営者であれば誰しも3~5年後くらいまでになりたい姿や実現したい夢・目標などがあると思います。最初はそのような思いを計画に表してみるだけで良いのです。
具体的には次のようなものです。
①3年後に売上げを1.2倍にしたい
②売上○億円を達成したい
③3~5年後には2店舗目を出店したい
④3年以内に借金残高を半分以下にしたい
⑤業態転換や新事業展開をしたい
⑥3年後に累積赤字を一掃したい
⑦5年以内に後継者へ引き継ぎたい

上記の例①②のような目標であれば、新たな取引先や販売エリアの開拓などを検討し、営業戦略を立てましょう。
③の店舗出店に向けた計画であれば、場所探し、売上予測、スタッフの採用と育成などを具体的に計画していきましょう。
⑦の事業継承であれば、後継者が継ぎたくなるように、会社の磨き上げや自社株式の整理や譲渡などを計画します。
このような計画は、経営者の方針を具体化し、自社の方向性を明らかにして社員と共有化をはかり、その実現に向けて活動するために必要なものです。